Team Approachとは? | オンラインジャーナルの目的 | あいさつ | 編集委員
Team Approach創刊にあたって
このたび、糖尿病やメタボリックシンドローム関連の情報交換、およびデータ発信の場として、オンラインジャーナル「Team Approach」を創刊することになりました。
これらの疾患の診療を担う医療従事者の方々に、チーム医療のノウハウを投稿し、これを公開することにより、医療従事者の活動や業務を医科学的根拠を持つものにレベルアップするとともに、患者さん並びに、一般の方々への糖尿病やメタボリックシンドローム関連の療養指導、予防に役立つ情報を発信していく予定です。
現在、我が国の糖尿病患者数はすでに820万人、予備軍を含めると1870万人という現状を考えると、糖尿病の増加は社会的・経済的損失のみならず、患者のQOL低下をひきたすことから看過できるものではありません。また、急増する患者さんの予後を改善するためには、自らの病院に通院する患者さんを個々の医療チームのみが守っていくだけでは不十分であり、疾病の一次予防に向けたアプローチが重要になってきます。
しかし、実際にはその情報やノウハウを共有する場が圧倒的に少ないのも事実です。平成20年度からは、保健指導システム改正に伴い、メタボリックシンドロームあるいは、その予備軍となる人々への教育・啓発システムが求められていながら、それらをサポートするインフラ整備も未だ十分とはいえません。
そこで、全国の医療チーム糖尿病の予防・治療に向けて行っている取り組みを発表していただき、そのノウハウを共用することで、チーム医療の発展を目指すことを目的として本ジャーナルを創刊いたしました。本ジャーナルは、医療従事者の方々からの投稿論文を中心に掲載するものですが、従来の雑誌とは異なり、決して敷居の高いものではありません。オンラインという特性を活かして、テキスト、パワーポイント、音声、映像など、あらゆる形式での投稿を受け付けています。
医療従事者の皆様が日頃実践しているノウハウを気軽に発表していただくことで、チーム医療が活性化し、ひいては糖尿病の予防・治療の発展につながらるものと考えております。また、一般の方々も閲覧が可能ですので、患者さんやこれら疾患の予備軍の方々へ向けたメッセージとして活用していただくことも大変有効です。ぜひとも一人でも多くの方に会員登録並びに投稿を行っていただき、チーム医療の活性化にご協力頂ければと幸いです。
Team-Approach編集委員長
関西電力病院院長・京都大学名誉教授
清野 裕

